梅雨入りが近づくと 現れるトラブル

2021年6月1日

梅雨の訪れに合わせるかのように、ジワリと増してくる『関節の痛み』。
気候の変化と関節痛が、 どのように関係しているのでしょうか?

梅雨の時期に起こりやすい痛みの症状

  • 肩こり、 頭痛を感じやすくなった
  • 腰痛がつらい
  • 膝の痛みや足首の痛みなど、 過去のケガを含めて痛む部分がある
  • 慢性関節リウマチの場合、 症状が悪化しやすい

四季の変化が大きい日本では、特に梅雨の入り始めに注意が必要です。
ある調査では、気圧が下がり、湿度が上がる環境で、 関節の痛みの症状が悪化することがわかっています。
原因として、 雨が降る気圧の低い状態になると、炎症に関わる物質である『ヒスタミン』が増加することが挙げられます。
『ヒスタミン』 には、 交感神経を刺激するという作用もあるため、痛みを感じやすくなってしまうのです。
結果として、気候が不安定な梅雨時に、腰痛や関節 の痛み、 頭痛、そして肩こりの悪化、体のだるさなどに悩まされることが多くなると考えられます。

梅雨の時期の『痛み』の対策は?

★湿気をこもらせない環境作り
風通しを良くする、 通気性 ・吸湿性の良い服装をするなど
★関節を支える筋肉を今よりつける
ストレッチや関節の曲げ伸ばしなど軽い運動でもOK
★血流を良くして体温を上げる
入浴やマッサージなど毎日の習慣で
★免疫細胞の乱れを改善
リウマチや変形性関節炎のような自己免疫疾患には、 免疫細胞のスイッチの切替が必要
★軟骨に栄養を与えて補充
骨 ・軟骨 ・筋肉 ・血流 ・免疫、 すべての細胞を作るのに必要なのは『アミノ酸』です!