「アミノ酸」ってよく聞きますが、いったいどんなものでしょうか?
人間の体は、約6割強が水分です。そして内臓や筋肉や皮膚などの体の組織を構成しているのが「タンパク質」で、この「タンパク質」の元になっている成分、それが「アミノ酸」なのです。
人間が生きていく上で必要なアミノ酸は20種類あり、このうち特に重要で、なおかつ人間の体内で合成することができない9種類のアミノ酸を「必須アミノ酸」と呼んでいます。体内で作ることができない必須アミノ酸は、毎日の食事での摂取が不可欠です。
心臓や胃腸や肝臓などの臓器類、神経伝達組織、筋肉や皮膚など、体を形成するパーツの材料になるのがタンパク質。食べ物を消化したり、呼吸をしたり、身長や髪の毛が伸びたり、色々思考したりできるのもタンパク質のお陰です。そして、こんな大切なタンパク質を作っているのがアミノ酸なんですね。
アミノ酸の重要性をわかっていただけましたでしょうか?
私たちの体の構成比
五大栄養素
・タンパク質
・炭水化物
・脂肪
・ビタミン
・ミネラル
上の5つ中でもタンパク質は、【胃腸・肝臓・心臓・血液・ホルモン・筋肉・骨格】と言った、体の基礎を形成する材料となります。
だから、タンパク質は五大栄養素の中でも最も重要であり、必要充分に摂取することが大切です。
9種類の必須アミノ酸は、1つでも不足するとバランスを崩してしまいます。そして、それは体にとって大切なタンパク質の合成能力の低下につながり、あらゆる不調の原因となるのです。
○風邪を引きやすい
○胃腸が弱くて、食事を美味しく食べられない
○すぐに二日酔いになる
○皮膚病や肌荒れになりやすく、治りにくい
○疲れやすく、疲れがなかなか抜けない
○手足が冷えやすい
etc
このように重要な必須アミノ酸だからこそ、毎日の食事できちんと摂取するのが理想ですが、なかなか難しいものがあります。
そこで、基本の食事の補助として、サプリメントや栄養補助食品などで、不足しがちな栄養素を補うのが賢い方法です。